二百文字小説【小さな玉手箱】
《46.サービスエリア》

 トラック運転手の俺は、遠距離配達で高速道路に乗る時がある。

 深夜配達もあるシビアな仕事だ。

 それでも疲れた時は、妻子の写真で癒される。

 燃料切れが近くなったので、サービスエリアに立ち寄った。

 今日は時間に余裕がありそうなので、販売店の中に入る。

 その時、キーホルダーを見つけた。家族円満の札と鈴が付いている。

 たまには土産もいいかもしれないな。ご当地マスコットもついている。

 手にすると心地よい鈴の音が鳴り響いた。
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