二百文字小説【小さな玉手箱】
《60.安全運転》

 念願だった車の免許を取った。

 では、お手並み拝見を。と父が言う。

 自分の車を買う余裕はないので親の車で運転だ。目的地は近くのスーパー。

 シートベルトはしっかり着用。左右も確認。車間距離もとって安全運転。

 母に頼まれた食材を買って帰宅したら、変な姿勢で運転していたのか肩こりが酷い。

 緊張しすぎだと笑う父。自転車のほうがはやかったかもという母。

 すみません。まだまだ初心者で。

 家族旅行の日までは腕を磨いておきます。
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