光の少女Ⅴ【決戦編】


「とにかくだ。・・・それでいいか?」


気を取り直すように風牙が神蘭に聞く。


「あ、ああ・・・」

「決まりだな」


頷いた神蘭に風牙が呟いた時、痺れを切らしたらしい像が動き出した。


「行けっ!」


それを見て叫んだ封魔の言葉に、花音と神蘭、聖羅は風夜に促され走り出した。
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