SWEET LOVE*実話*
「…そう?」



新は不思議そうな顔をしてそう言うと、あたしの手を引きながら歩きだした。



―――――


あたしの家から最寄り駅までは歩いて15分ぐらい。


そこから、電車に20分ほど乗った町に行く。





映画を見るとか、ショッピングをするとか、遊園地に行くとか…。



そんな計画は立てていない。




ただ町をぶらぶら歩くだけ。




これはあたしが提案した。



なんか、そういうデートスポットに行くよりもただぶらぶら歩く方が、いっぱい新とお喋り出来るし、何となくそっちの方が新と居る幸せを噛みしめられそうだったから――…。そんな気がした――――――。
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