SWEET LOVE*実話*
―――…帰りの電車に乗ってる時はかなり眠かった。



でも新がいるから寝ないように頑張っていたけど…いつの間にか眠ってしまっていたみたい……。







「…玲、実玲着いたよ。」



新の声が耳に入る。




「ん…あ!ごめん!!あたし寝てた!?…よね…?」




「熟睡してた。笑」




「ごめん!!」



「いいよ。笑」




(寝ている所を見られるなんて…!!今日のあたしはツイてるのかツイてないのか分かんないよぉ〜(TдT))





******



帰りも新が家まで送ってくれる。
送らなくていいって言ったのに送るって言って聞かないからお言葉に甘えて送ってもらう事にした。笑




あたしの家の近くにある公園の横を通りすぎようとした時、




「ちょっと寄って行かない?」



新が公園をさしながら言った。




「うん。いいよ。」





公園に入って、隅にあったベンチに腰掛けた。
人はあたしたち以外誰もいない。きっと小さい子供たちはもう家に帰ったのだろう。




「なんか…なつかしい。」


とっさに出てしまった言葉。



「え?」



新がきょとんとした声を出した。




「小さい時、よくお姉ちゃんとお兄ちゃんにこの公園で遊んでもらったの。でも今ではもうすっかり公園に入る事すらなくなって。」



この公園に来るのは10年ぶりぐらいだ。
いつも通学の時に横を通るけど視界に入る事はなかった。




「そうなんだ…。」
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