SWEET LOVE*実話*
「ちょっと……新?苦しい…。」



そう言っても新の抱き締める力はどんどん強くなるばかり。




どうしよう……。心の中でそう思っていた時、新が口を開いた。




「ごめん…もうちょっとこのままがいい。」





「うん…」




そして、あたしは新の背中に腕を回した。





新の息がうなじにかかる。
なんか不思議な感覚だ。








******


――…それからどれくらい時間が経ったか分からない。




ようやく抱き締める力を緩めてくれた。




新の腕がスルスルあたしの体から抜けていく。





あたしも同じように腕に込めた力を緩めた。



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