SWEET LOVE*実話*
あたしはそっと顔を上げた。




新と目が合う。



新の眼差しにあたしは目を反らしたくなった。





でも…反らしちゃいけない気がして…あたしはじっと見つめた。





そして



「ねえ、今キスしたら怒る?」



と問いかけてきた。




予想外の質問だったからあたしは思わずちょっとだけ笑ってしまった。




「何でそんな事聞くの?笑)普通聞かないでしょ笑」



「いや何となく聞いてみただけ。この辺人が通る可能性だってあるし。」




「まあそうだけど。でも見られたって大丈夫でしょ。」




「実玲ってそういうの気にしないんだ。」




「気にしない。」




新はふっと笑うあたしの両肩に両手をのせた。






ゆっくり顔が近づいてくる。






やがて唇は重なった。







あたしは――…キスをしながら新の腰に腕を回した。
< 81 / 112 >

この作品をシェア

pagetop