EGOISTIC狂愛デジャ・ビュ【ルカ編】
さて、そんな寝起きから始まったその日は日曜日。
兄弟全員が屋敷にいるらしく、普段よりも屋敷の中が騒がしい。
しかも珍しいことに、騒ぎの中心人物はオーレリアンだった。
「ルカ!!どこ行ったんだよ、出てこい!」
廊下を早足で歩きながら声を上げ、ルカを探す。
たまたま通り掛かった小鳥は、そんなオーレリアンとバッチリ目が合ってしまった。
ツカツカと、末っ子が寄って来る。
「お前、ルカ知らない?」
「ルカくん?見てませんけど……」
寝起きの柩では一緒だったが、それ以降会っていない。
小鳥こそルカの居場所を知りたいくらいだった。
「部屋にはいなかったんですか?」
「とっくに探した。いなかったからこんな面倒なことしてるんだろ」
「お出掛けした、という可能性は……?」
「そのお出掛けができない状況だから、あの機械オタクを探してるんだ」
「え……?」
苛立たしげに舌打ちするオーレリアン。