俺様な生徒会長とヘタレな私【短編】
「あの…本気…?」


私は完全に意識してしまって恥ずかし過ぎて柴田くんの目が見れなくなってしまった。


「本気か…って…?
本気じゃなかったらここまでしねぇよ。」


怒った口調…。でも今の柴田くんは怖い感じじゃない。


「…私、地味だし美人でもないし…何で?」


「はぁ?そんなお前の主観なんて知らねぇよ。
…俺にはお前が一番可愛く見えるんだよ…。」


後半の言葉はゴニョゴニョと小声ではあったけれど。


聞こえちゃったよ、柴田くん。


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