青空の下月夜に舞う 2
ごみ捨て場にごみ袋を投げ込んで、早歩きで通りに出る。
暫く歩くと、少し落ち着いて、次第に足はゆっくりになり、立ち止まると、自分が空腹な事に気付いた。
どんな事があっても、脳は食事を欲していて。
悲観的になって、いくら目の前の事から目を反らしても、現実逃避なんて簡単に出来るもんじゃない。
飲み物だけを自販機で買うつもりが、コンビニまで足を伸ばし、パンでも買って帰ろう、と。
小さく息を吐いた。
周りは既に明るく、歩けば暑いし汗も出る。
コンビニ内に入ると、エアコンの冷気が心地いい。
立ち読みしている、小太りの男を視界にとらえると、居座りたい気持ちが分かる気がした。