青空の下月夜に舞う 2


どのくらい入っていただろう。


手は当たり前にふやけていて。
ちょうど良かったお風呂は若干温く(ぬるく)なっていた。



部屋着に身を包み、部屋を片付けようと、寝室に向かう時。

目に入った一枚の写真。



眉を歪めるのが、自分でも分かる。

手に取ると、そのままグシャッと握りつぶし、横に置いてあるゴミ箱に捨てた。




何も考えたくなくて。
見たい訳じゃなかったけど、テレビを付けて、寝室に散乱するティッシュを拾いに向かう。


ビニール袋に詰めながら、思い出したくもない行為が頭に浮かんで。


「~~~~~~……っ!!」


乱暴に、そのままごみ袋に直接入れると。


財布と家の鍵だけ手にして外に出た。
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