強引上司の恋の手ほどき
「美月さんに話を聞いてもらって、落ち着きました。もうちょっと、自分でも考えてみます」

「さぁ! こういう時は飲むに限るわよ〜。旦那がいなくて絡む相手がいなくて寂しかったのよ。千波が来てくれてちょうど良かった」

郡司さんが会っていた相手が誰だかわからない。

根本的なことはなんにも私の中で解決はしていないけれど、美月さんのお陰で少し気持ちが楽になれた。

明日課長にキチンと謝らないと。

私は、美月さんが差し出してきた缶ビールに自分の持っていたのをカチンと合わせ、ぬるくなったビールを喉へと流し込んだ。
< 193 / 222 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop