動き出した、君の夏
「それとも、何かあった方がよかったか?」
『そ…っ…んなこと期待してませんっ!!!!;』
「あーホラ。近所迷惑だって(笑」

笑いながら、あたしの口を軽く塞いだ

『っにしても、絶好調だったね!!』
「今日か?おお!」
『ホームランめっちゃカッコよかったー♪』
「ピース、気付いたか?」

あれは…
あれは千夏's名場面集に入れたい!!(笑

『気付いたよー♪マジであれはヤバかったね。感動3』
「あれ、夏も見せてぇなー…あ、悪りぃ」
『え?』

「今年の夏も、千夏はインハイ行くもんな?」
『そ…それは逆にプレッシャーかな?』

それって、「インハイ行けよ!」って言ってるんだよね?

「でも、出るつもりだろ?今年は両方」
『んー…まぁ、去年は100しか出られなかったしね^^;』

地区予選はスランプだったからなぁ
それで県の調整に入ったらスランプ終わって、マジ悔しかった!!

「じゃ、ケータイで見てくれな?」
『決勝?』
「おう!俺、4番で出るから」
『お、強気だね』
「勝つつもりで行かねぇとな」
『…じゃ、楽しみにしてます』
「俺も見るからな!」
『…お楽しみに!』
「おう(笑」

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