動き出した、君の夏

いきなりラブラブ

「…んぉ、俺帰るわ」
『え?』

夕が、あたしの頭に顎を乗せたまま時計を見て呟いた
まだ6時…外明るいのに

『もう帰るの?早いね』
「や、もーすぐで甲子園だしさ。素振りでもしとこうかと思って^^」
『ふーん…偉いじゃん』

ちょっとうつむいた
…あ、何か寂しいかも

「…」

夕があたしの頭から顎をどけて、顔を覗き込んだ

「…千夏、寂しーのか?」
『べっ…!!…つに…っ』

図星なのが恥ずかしくて、シャーペンを握って下を向いた
ニヤニヤされると更に恥ずかしいから…

「アハハ。千夏分かりやすいのな」
『…五月蝿いなぁ…///』

くそう…

「ふーん。千夏、寂しい?」
『だっ…何回も聞かないで…』
「へーえ(笑」
『何で笑い含んでんの…』


「俺も、寂しいよ?」

『ぇっ…』
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