新選組と最強子供剣士
「そういや剣壱、何でここに来たかったんだ?
てか、お前の来たかったとこってここ?」


「うん。ここのお団子美味しいからさ。今のうちに食べたかったんだよね」


「はは、なんだそれ。そんなの、食べたい時に言やぁ一本くらい食わしてやるよ」


「本当!?」


じゃあ次の時のために、新しいお団子屋見つけないとなぁ。


美味しいとこ見つけて、立にも食わしてやろっと。


うーん、この辺で後美味しいのは‥‥‥


「ねぇ佐ノさん、立にここのお団子お土産にしたいんだけど、だめ?」


原田さんね腕に手を乗せ、上目遣いで言う。


男がしても効果がないかもしれない。


だがしかーし!僕は今子供!!


効果は抜群なのである!


「う、わ、分かったから、そんな顔するな」


「本当!?ありがとう!」


ニッコリと笑えば、佐ノさんは苦笑いをする。


そして団子を味わって食べた。


「ふぅ、ごちそうさまでした!」


「よっしょ、じゃあ次行くか」


「うん。お姉さん、じゃあね!」


「はーい、また来てね」


お姉さんに手をふり、また4人で街を歩く。


うーむ、立はうまくやってるだろうか?


土方さんと揉めてなきゃいいんだけど。


「そういや剣壱」


「ん?何?」
 

「小太刀、持ってこなくてよかったのか?」


そう平にぃが不思議そうに聞いてくる。
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