新選組と最強子供剣士
布団の上でクルクルと回ってみる。


なんだかなぁ‥‥‥


「ふぅ‥‥‥」


こりゃまた中途半端だなおいぃ!!!


心の中で叫んだ。


いやまぁ朝ですし?


近くには近藤さん達がいますから?


大声は上げなかった。


上げなかったけれども‥‥‥!!!


僕ハ今、イッタイ何歳ノ姿ナノダロウカ。


これだ。


いやまぁ身体を大きくしてとはコウさんに頼みましたよ?


だけど‥‥‥こりゃねぇだろ‥‥‥


戻すなら本来の年齢の姿にしてくれよぉ!!


なんか髪も背中辺りまで伸びてるし!


あの糞神、次会ったら絶対に斬る。


「あの‥‥‥」


「ん?」


「お前‥‥‥さ、」


「ああ、僕は正真正銘の‥‥‥」


「土方副長、隊長を見ませんでし‥‥‥」


僕の言葉を遮るように、立が小走りで部屋にやってきた。


「あら?皆さんお揃いで‥‥‥!?」


それから人の多い部屋を見渡し、その目が僕の方に向いた。


その瞬間、立の目が大きく見開いた。


おっつ、これはヤバいな‥‥‥


「リー、ダー、?」


「あ〜、えっと‥‥‥」


「リーダー!」


立が大きな声で僕を呼んだ瞬間、目にも止まらぬ速さで僕に接近。


そして勢いよく抱きついたきた。
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