闘争少女【後編】完




土手の道が
永遠に続く道を2人、肩を並べて歩く








『( 話しってなんだろ……)』





そう思っていると、シロが口を開いた





「最近、暴れてるらしいな界隈で…」


『!、な…んで知ってるの』


「俺だけじゃねーよ
あいつらも知ってるし…
不良高の間でもお前の噂が広まってるらしい


あいつらは口にしないだけで
お前のこと心配してるみたいだけどな」


『………………っ……』


「なぁ、覚えてるか?
俺がお前のテッペン争いを
見届けてやるって言ったこと……」






イスズは
その時のことを思い出しながら歩く
が、シロは話し続ける






「悪りぃけど……
その約束、守れそうにねーんだわ」


『は?』








その突然の言葉に
イスズは間抜けな声を出す




今更どうしてこんな事を言うのか……
イスズはその訳を聞く








『どうしたの、いきなり……』


「あいつらを……頼む」


『いやいや…待って
理由もなしにそんな勝手な…っ』


「イスズ……」









イスズの名前を呼んだシロは一歩足を止める








その少し後にイスズも足を止め
シロはイスズの方に体を振り返った




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