恋愛ケータイ小説倶楽部
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水族館に入ってわずか10分足らずで出てきた私は外にあるベンチに座っていた。
「……はい」
長谷川くんは私にジュースを差し出してきた。
「あ、ありがとう。あ、お金……」
「いいよ。せっかく来たのに連れ出してごめん」
「いや……」
長谷川くんがこういうことをしたのは何となく分かっていた。
たぶん……
「沙也加と瀬戸くん、二人っきりにさせてあげようとした?」
「あ、バレた?」
「だっておかしいもん」