超能力者も恋をする
亮太は聞き終わると眉間に皺を寄せなが考え込んで暫くして口を開いた。
「とりあえず、美弥ちゃんとやらの事は、無事だったんなら後は本人同士でどうするか決める事だから大丈夫。記憶を見た事を後悔したって、遅かれ早かれ妊娠の事はバレるんだから間宮が気にする事は無いと思うよ。
それより、いやがらせの方が深刻だぞ。
多分、加藤先輩を好きな奴の仕業なんだと思うけど家の前に張り込んで写真撮るなんてストーカーだぞ。危ないよ。」
すみれも多分先輩の事を好きな人がやっている事じゃないかと薄っすらとは思っていたけれど、こうしてはっきり第三者から言われると納得する。
「犯人は私と先輩が一緒に住んでるのが気に入らなくてあんな嫌がらせをしてるんだよね。じゃあ、私は先輩とは一緒にいない方がいいよね?」
「このままだったら嫌がらせはエスカレートしていくかもしれないし、一緒には暮さない方がいいと思うな。
でも、間宮のアパートはまだ住める状態じゃないのか?」
「うん。」
大家さんから連絡があってまだまだ一ヶ月位はかかるらしい。