超能力者も恋をする
先輩は、じっとすみれを見つめた。 その視線に応えてすみれも先輩を見つめた。

本当はこのまま好きだと言って先輩の胸に飛び込んで行けたならどんなにいいだろう。
手を伸ばせば届きそうなのに、二人の間にある距離がもどかしい。

(先輩、好きです。)

言えない気持ちを視線に乗せて伝えた。

「…じゃ、先に行くから。」
「はい。」
先に戻る先輩の背中を名残惜し気に見送っていた。
とりあえず、会議は無事に終わった事にホッとして、自分のデスクにつく。
午前は会議の準備があったので、仕事が山ずみになっていた。
ちょっとふわふわした気持ちになっていたが、悲しいがな一気に現実に引き戻された。
先輩の事ばかり考えていても仕方ないので、たまった仕事を頑張って片付ける事にした。大きく息を吸って、作業に取り掛かった。
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