メシトモ!
加絵は呆れた顔をして、海老フライを食べ始めた。無心で、海老フライを食べているせいで、三本あった海老フライが一本になり、海老フライ定食がご飯定食になりそうだった。
そんなふうに思ったのを知ってか知らずか、私のメンチかつとコロッケ定食のコロッケを一つ奪われてしまった。
「なんか二人の話を聞いてると、口約束してない高校生カップルみたい」
なにを言っているのかよくわからなくて「どういう意味?」と聞き返した。
「だから、よくいるじゃない。傍から見れば付き合っている風にしか見えないのに、本人同士は友だちですって言っているカップル。恋愛の自覚症状がないもの同士が一緒にいるのも厄介ね。特に大人になると」
私から奪ったコロッケを半分に切りながら、加絵は盛大なため息を吐いた。
「本当に恋愛感情はないんだよね。涼太と三人で食事をしても別に違和感ないし。昔からの友だちみたいな感じなんだよね」
「ふーん。でも、大人になるとはっきり付き合いましょうって言って、付き合い出すことも減ってくるし、なにかのきっかけとか流れとかで、宏実か佐々木さんかが恋人ですって言った時点で、なんとなく付き合いだしそうだよね」
そんなふうに思ったのを知ってか知らずか、私のメンチかつとコロッケ定食のコロッケを一つ奪われてしまった。
「なんか二人の話を聞いてると、口約束してない高校生カップルみたい」
なにを言っているのかよくわからなくて「どういう意味?」と聞き返した。
「だから、よくいるじゃない。傍から見れば付き合っている風にしか見えないのに、本人同士は友だちですって言っているカップル。恋愛の自覚症状がないもの同士が一緒にいるのも厄介ね。特に大人になると」
私から奪ったコロッケを半分に切りながら、加絵は盛大なため息を吐いた。
「本当に恋愛感情はないんだよね。涼太と三人で食事をしても別に違和感ないし。昔からの友だちみたいな感じなんだよね」
「ふーん。でも、大人になるとはっきり付き合いましょうって言って、付き合い出すことも減ってくるし、なにかのきっかけとか流れとかで、宏実か佐々木さんかが恋人ですって言った時点で、なんとなく付き合いだしそうだよね」