メシトモ!
実家のインターフォンを最後に押したのはいつだろう。
お母さんがいつも家に居たころは、友だちと遊んで夕方近くに家へ帰る。そしてインターフォンを押すと、数秒後には「おかえり」と同時にお母さんの笑顔が飛び込んでくる。小学生のころの遠い記憶が浮かんだ。
そして、現在は。
「うわ、姉ちゃん」
「なに、その反応?」
弟が面倒臭いというのを顔全体で表現していた。
「いや、とくに深い意味は」
「ふーん」
涼太の反応を無視して我が家に入るとなんだかほっとした。
和室へ入り、仏壇の前に正座をした。涼太とお父さんが、こまめに花を変えているのだろう。相変わらずお母さんが好きそうな花が活けられていた。
写真を少し眺め、ゆっくり手を合わせた。私は元気にやっています、と心の中で語りかける。返事はなにも返っては来ないけれど、気持ちが穏やかになるのを感じた。
リビングに戻ると、涼太が夕飯の準備をしていた。
お母さんがいつも家に居たころは、友だちと遊んで夕方近くに家へ帰る。そしてインターフォンを押すと、数秒後には「おかえり」と同時にお母さんの笑顔が飛び込んでくる。小学生のころの遠い記憶が浮かんだ。
そして、現在は。
「うわ、姉ちゃん」
「なに、その反応?」
弟が面倒臭いというのを顔全体で表現していた。
「いや、とくに深い意味は」
「ふーん」
涼太の反応を無視して我が家に入るとなんだかほっとした。
和室へ入り、仏壇の前に正座をした。涼太とお父さんが、こまめに花を変えているのだろう。相変わらずお母さんが好きそうな花が活けられていた。
写真を少し眺め、ゆっくり手を合わせた。私は元気にやっています、と心の中で語りかける。返事はなにも返っては来ないけれど、気持ちが穏やかになるのを感じた。
リビングに戻ると、涼太が夕飯の準備をしていた。