メシトモ!
「姉ちゃん、明日休みってことは、今日は家に泊まるんだろう」

「うん」

「夕飯、カレーだけどいい?」

「うん」

 ソファに座り、無意味に天井を見つめた。そして大きな欠伸が出てくる。そのまま背もたれに沿うように、ソファに転がる。手を伸ばして届くクッションを掴み、胸に抱えた。

 このまま眠ったら絶対に気持ちいい。

 意識が遠のくのと同時に、カレーのいい匂いが鼻をつく。

「姉ちゃん、カレーできた。寝るなら夕飯食べてから。寝るなら部屋」

「うーん、わかった」

 目を無理やり開けて体を起こす。ダイニングテーブルの上は、夕飯の準備がしっかり整っていた。

 涼太ならいつでも嫁に出せる。

「俺は嫁をもらう側だ」

 あ、思ったことを口に出していたんだ。

 空腹と眠気で、思考回路が正常に動いていないらしい。とりあえず空腹を満たそう。

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