メシトモ!
「下手って言っても、軽くイラストなんか書くだろう?」
「いや、私が描いたネコを涼太にはタヌキと言われました」
「へえ、今度なにか描いてみてよ。あ、今描いて」
佐々木さんはまた鞄からスケッチブックを出した。
「ちょっと待ってください。それは大事なデザイン帳でしょ。私のどうでもいい絵を描いちゃ駄目です」
「これはただのメモ帳だから。最後のページを使えばいいし」
「いやいやいやいや、それはちょっと」
差し出されるスケッチブックをグッと佐々木さんの方へ押し返した。それに反するように、佐々木さんも押し返してくる。
「お待たせしました。生ビール2つ、焼き鳥の盛り合わせ、串揚げの盛り合わせです」
スケッチブックを二人で掴んでいる状況はかなり変だろう。
私はスケッチブックから手を離し、佐々木さんはスケッチブックを鞄にしまった。
店員さんはビールなどを置いて去って行った。
「いや、私が描いたネコを涼太にはタヌキと言われました」
「へえ、今度なにか描いてみてよ。あ、今描いて」
佐々木さんはまた鞄からスケッチブックを出した。
「ちょっと待ってください。それは大事なデザイン帳でしょ。私のどうでもいい絵を描いちゃ駄目です」
「これはただのメモ帳だから。最後のページを使えばいいし」
「いやいやいやいや、それはちょっと」
差し出されるスケッチブックをグッと佐々木さんの方へ押し返した。それに反するように、佐々木さんも押し返してくる。
「お待たせしました。生ビール2つ、焼き鳥の盛り合わせ、串揚げの盛り合わせです」
スケッチブックを二人で掴んでいる状況はかなり変だろう。
私はスケッチブックから手を離し、佐々木さんはスケッチブックを鞄にしまった。
店員さんはビールなどを置いて去って行った。