男装騎士~それから~
「2週間、謹慎処分にする。しばらく頭を冷やしていろ」
「・・・はい。すみませんでした」
医務室を出て行ったレオさま。
なんてことをしてしまったんだろう。
レオさまに、失望されてしまったかもしれない。
一人の女にうつつをぬかし、本来の立場を忘れるなんて。
情けない・・・。
レオさまと同じものを見て。
同じものを守りたいと思っていたはずなのに。
僕は・・・。
僕は、騎士失格だ。
両腕で頭を抱え込みこみ上げてくる感情を押し込める。
僕は、弱い。
弱い。