裏ギフト
マグカップが手から滑り落ち、音を立てて割れる。


永遠はこれを届けに来ただけだったんだ!!


箱が真っ白に見えたのは、あたしの疑心暗鬼から……!


「永遠……永遠!!」


あたしは永遠の体にすがりつき、名前を叫ぶ。


しかし永遠はもう二度と目をあけてはくれなかったのだった……。
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