天敵なキミに恋をした




「ってか、話しそらさないで!音楽の授業、きてよね!」



「ぜってぇいかねぇよ。てか、もうHR始まるから早く用意したら?」




机に置きっぱなしのカバンを見てそういう相沢くん。




「っ、もう!うるさいな!わかってるし!」




時計を見ればチャイムなる直前で急いで準備をする。



なにがあっても行かしてやる。音楽の授業、出てもらうんだから!




そう意気込みながら音楽までの時間を過ごしたのだった。




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