オトコなのにオンナ……なのにオトコ!?



それから、ちょうど春休みに入った事もあって俺は毎日見舞いに通った。



和樹のお母さんはパートに出ていたから



「姫奈ちゃんが来てくれるんだったら安心だわ♪」



そう言って喜んでくれた。



(つーか鍵まで預けんなよ……無用心だな?おい!!)



久しぶりの和樹の部屋。



妹と一緒に使っている2段ベッドの上の段で眠りこける和樹。



迷惑じゃないだろうか??



また距離を空けられたら……そんな不安はある。



でも、一緒にいたい気持ちは止められなくて。



和樹のさらさらな髪の毛をそっとなでた。



そのカワイ過ぎる顔に、思わず襲ってしまいたい感情にかられる。



やっぱ俺は見た目はオンナでもオトコだ。



……というよりエロ親父じゃねーか、これじゃ!!



赤面しそうになったその時、和樹がふっとこっちを向いた。



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