オトコなのにオンナ……なのにオトコ!?
帰り道。
こんな時に、そう思うけど俺の顔はゆるみっぱなし。
初めて……大好きな相手を抱きしめた。
和樹を俺のモノにしたい。
「姫ちゃん!和樹君だいじょうぶだった??……って何かいい事でもあったの?」
笑顔の俺に気付いたんだろう。
「何でもないよ、しばらくお見舞い通うね」
不思議そうな顔の母親にそれだけ言うと自分の部屋へ戻った。
体はオンナになっていったけど、今でも思考はオトコのまま。
コンビニに売ってるエッチな本を見ればドキドキする。
そんな俺の妄想は止まらない。