オトコなのにオンナ……なのにオトコ!?
「ねぇ姫奈??和樹君と付き合ってんの??」
声をかけてきたのは今年も一緒のクラスになった香織。去年から和樹と同じサッカー部の智也と付き合ってる。
「別に、付き合ってないし」
「そうなんだぁ。なんか急に話すようになったから付き合ってるのかと思ったよ。」
Wデートしたかったのにな、そう言うと香織は席に戻っていった。
窓に目をやると男子の集団。
楽しそうだよな、やっぱりあっちの方が。
俺はいまだに女子のまとまってトイレに行く習慣にも慣れない。
そんな男子集団の中でもやっぱり和樹は目立つ。
今年は3年ぶりに同じクラスになれたし、目の一件以来学校でも普通に話すようになった俺達。
修学旅行もあるしな。
今年はいい事がありそうだ。