オトコなのにオンナ……なのにオトコ!?
「何か用なの?」
そっけない和樹の言葉。
まさか和樹自身が登場すると思わなかったんだろう。
奈緒の肩が小刻みに震えている。
「お前が俺の目をこんなにしたんだろ?それを看病してくれた姫奈の何が悪いわけ?」
和樹も……明らかにキレていた。
「だって…和樹君の恋はむくわれないじゃない!いくら姫奈が好きだって、家に来て貰ったって彼女じゃないんでしょ?」
え……!?
どういう?
和樹が……俺を好き???