陥落寸前!?俺様部長に愛されすぎています。
「いつか達也さんが亡くなった時の記憶が戻るかもしれませんが、その時はパニックに陥る可能性もあります。
姉は達也さんの死を受け入れられなかったんです、きっと。
それであなたに無理を承知でお願いがあります。
来週の日曜日がちょうど姉の誕生日で、1日だけでいいのでデートしてもらえませんか?
彼女さんが居るのはわかってますが一度だけでいいのでお願い出来ないでしょうか…」
「そんな事しても記憶は戻らないだろ?
それに俺はもうすぐ結婚するんだ!」
「聡…デートしてあげて?
梓さんがあの式場に行ってるのは幸せだった記憶がそうさせているからなんだよ。
勿論、心配だから弟さんと一緒に二人の様子を少し離れた所で見てるから、それならいいでしょ?」
「…わかったよ!だけど最初で最後だからな。」
弟の敦さんは「ありがとうございます!」と言って深く頭を下げた。
敦さんと聡は連絡先を交換して、場所と時間が決まれば連絡する事にして喫茶店で別れた。