守られお姫様

『っ…！離して！』




「離すわけねーじゃん♪」




私は今絶対的ピンチな状況だ。




縄で縛るとかはないものの、男達に手を拘束させられている。




目の前の男は私の制服のリボンに手をかけ、ブチッとちぎった。




『やめて！お願いだからっ！』




どれだけ言っても無視。




離す気なんてさらさらないと言っているかの様に私の言葉を無視してる。




そして、制服にまで手を出してきた。




一気に破った。




『やめて！もう嫌…。誰か助けてっ！』




不安と恐怖に駆られ無我夢中で叫んだ。




『助けてっ！！誰かっ！助け…(ムグッ)』




少しやばいと思ったのか、単にうるさいからなのか、私を拘束していた男の1人が私の口を抑えた。