Longing Love ~あなたに恋して、憧れて ~
―いったい、どうしたの?
もう、何日も話してないよ、俺たち。連絡くれ
苛立ち紛れのメールが、ナオから来ていた。
私は、就業中の出ないとわかってる時間に
電話をかけ、
留守番電話にメッセージを残した。
そのうち、時間を作りますと、
いう中途半端なもの。
これを受け取ったら、
ナオはもっといらだつだろう。
ー春、大丈夫?話し聞いてる?
「久俊さん。ごめん、
ちょっと寝不足で、ぼおっとしてた」
まずい、電話中だった。
ーどうせ、家に帰っても復習してるんだろ?
そうでもない、と言たいところだけど、
ちゃんと出来るっていう振りをするのは、
今回は厳しいかもしれない。
資料を見れば見るほど、
疑問点が、わいてくる。
ー夜も横にいられれば、わからないところなんか
すぐに応えてやれるのに
「そうだね。久俊さんなら、何でもわかるよね」
ーなんだよ、それ。俺は、全能じゃないぞ。
そういえば、マンション契約したよ。
君の友人の美人が便宜を図ってくれて
「そう、朱音が?」
ーだから、一度見に来いよ。一人じゃ寂しい
「ええ、みんなで行きましょう。
引っ越し祝いもって」