恋するオオカミ
▪▪休み時間▪▪

……ここのクラスは、1年D組。蛍の説明によると……。

蛍「通称『変人クラス』まぁ見た通り、俺も、橘も、先生も!変なのばっかだろ!」

暁「……そう言われると、俺はそうゆう風にしか見れなくなるぞ。このクラス。」

……でも確かに、変な奴が多いかもしれない。

蛍「明らかに、橘のは校則違反だろうよ!もっとマシな服装で来いよ!」

橘は、シャツの中に赤のTシャツを来ていてその上から薄いベージュのパーカーを着て、ブレザーをその上から羽織っている。おまけに、髪の毛は黒髪に白のメッシュが入っている。なんだかゴチャゴチャした奴だ。

橘「あーあー、うるさいよー。俺はこうゆう奴なんですぅー。如月こそスカート履けよ。」

蛍「うるせっ!夏に履くからいいんだよっ!」

橘「……女子力皆無だな。如月は。」

蛍「ありがとうなっ!最高の褒め言葉だよ!」

……駄目だこいつ。

橘「先生も変な奴だよ?」

蛍「橘に言われたくねぇ。」

橘「なっ!……上等だこら……かかってこいやぁ!!」

蛍「やれるもんならやってみろぉ!ヘタレぇ!!」

橘「……出来ねぇっす。」

蛍「ハッハッハッハ!俺の勝ち。」ドヤァ

橘「チクショウ……こいつが女じゃ無けりゃ……。」

暁「関係あるのか?性別。」

橘「あるに決まってんだろっ!だって……女だぜ?」

暁「……意味が分からん。」

橘「はぁ!?意味分かるだろ!男子は……女子に手ぇ出したら……負けなんだよ……。」

暁「……そうゆうものなのか?俺にはよく分からん。」

橘「はぁ〜……お前には常識ってぇのがねぇのか?」

暁「……常識……。」

蛍「まぁ!橘がヘタレってことには変わりねぇな!ザマァwww」

橘「うるせぇ!!」

蛍「はっ!威勢だ・け・は・いいなぁ?橘ぁ〜?」

橘「っ……くっそぉぉぉぁぁっ!!」

……変な奴らだ。
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