あなたと過ごした3年間
「心の中で?」

「……そう。
翔が、一生、陸翔さんを忘れなければ、陸翔さんは、永遠に心の中にいる。」










僕は、自分の胸を触ってみた。




  



ードクンドクンッ






この心臓の音は、陸翔さんからも、もらった心臓なんだ。



この心臓が止まらない限り、一生、陸翔さんは、僕の心のなかにいる。

















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