意地悪なオジサマに、拾われちゃいました。
クローゼットから
新品のシャツを取りだし、
彼女に渡す。


彼女はシャツを受けとると、
自分のカーディガンの
ボタンに指をかける。


だが酔って
思い通りに指が動かないのか
一つも外せてない。



「ほら、じっとして」



俺は彼女の前に
しゃがみこみ、
カーディガンのボタンを外していく。



意識ははっきりしていないくせに
なんとなくされていることが分かるのか、
彼女は頬を赤らめてうつむく。

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