意地悪なオジサマに、拾われちゃいました。
「よっと」



着替えさせ終わると、
俺は彼女を寝室に運び、

キッチンから持ってきた水を
口移しで飲ませる。


ベッドに横たわらせて
寝室から出ていこうとすると
彼女に袖を引っ張られる。



「どうした?
気分悪い?」



「…なさい」



「ん?」



「ごめんなさい、
もっとがんばるから、
だから捨てないで」



誰かと勘違いしているのだろうか、
彼女は涙声で
すがりつく。
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