意地悪なオジサマに、拾われちゃいました。
完全にちいの
抵抗がなくなったところで、
ぱっと手をどける。



「はぁ、はぁ」



ちいは荒い呼吸をしながら
俺を振りかえる。



「物足りない?」



自分のおでこを
コツンとちいのおでこに
くっつけて微笑む。



「でも今日はここまでね。

喜ぶことばっかやっちゃうと、
ペットがわがままになっちゃうからね」
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