意地悪なオジサマに、拾われちゃいました。
「まあ、そうですけど…。
でも、ペットがどうって話は
なかったことにしてください」



「なかったことに?」



「はい、

酔ったはずみで
変なこと口走っちゃっただけで、
本気じゃなかったと
思うんですよね。

自棄になってたというか」



「へえ、
酔ってたときの言葉には
いっさい責任はないってこと?」



急に声のトーンを
低くした男性に
千尋はビクッとして
後ずさる。



「いや、
そういう訳じゃないんですけど…。

でも今回のことはちょっと、
ふつうに考えたら
おかしいっていうか」
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