極道に愛されて。
このまま生きていても、私はいつか人殺しになってしまう…
いや…もう…竜を殺した人殺しか…
この時、私は死のうと決意した
死んだ方が楽なんだ
竜が死んだ時点で、私の生きる意味はなくなっていた
考えが固まると、いきなり雨が降り出し、私の身体を濡らしていく
感じるのは寒さ
死ぬことへの恐怖はなかった
周りの目も気にせず、しばらくフラフラと歩き続けた
あいにく私には、ビルの屋上まで行く体力は残ってない
そこで目に止まったのが、目の前を通る車
私はなんのためらいもなく、その車の前に飛び込んだ…
────そして出会ったのが貴方だったの