極道に愛されて。


-琉斗さんへ-



この手紙を読んでるってことは朝かな?


今の琉斗さんの隣に、私はいないでしょう。


何も言わずに出ていったのは、琉斗さんとこれ以上言葉を交わすと、出ていけなくなりそうだったから。



私は、琉斗さんに嘘をつきました。


私はもう、この家に、神楽組に戻る気はありません。


自分勝手だって思うかもしれないけど、わかって欲しい。


万が一、私のことをどこかで見かけても、話しかけたりしないでください。


私のことが本当に好きなら、私のことを忘れてください。


琉斗さんは、私なんかより素敵な人と幸せになるべき人です。


私は貴方が幸せな日々を過ごせることを心から願っています。



今までありがとう。



捺希より


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