極道に愛されて。
「囚われた日から約2週間が経過しています。現在捺希ちゃんがどのような状況に置かれているかは、わかりませんでした。
ただ、危ない状態なのは確かです。」
なぜ、もっと早く気付けなかったんだろう
その事だけが俺の思考を支配した
「琉斗、お前はどうしたい?」
俺は?
そんなの…
「助けに行く。当たり前のことだ。」
俺の言葉を待っていたかのように、親父が珀に指示を出した
「組全体を動かす!珀、すぐに準備にとりかかれ!一時間後、大和組に向けて出発する。」
「承知。」
そう言って珀は部屋から出ていった