極道に愛されて。


「こいつを頼む。」




ベテランであろう医師も、捺希の状態を見て目を見開いている




「すぐに検査に回せ!あと、手術室の手配!」




「はい!」




周りにいる看護師も慌ただしく動き始め、俺の腕の中にいた捺希は運ばれた


しばらくして、さっきの医師が俺の前に現れた




「捺希の状態は?」




「今のところ、人工呼吸器によって安定しています。
ただ、全身に酷い打撲、顔は骨が折れているところもありました。それに、内臓に異常があり、今すぐ手術が必要です。」




「今すぐ手術してくれ。」




なにを躊躇っているんだ?

手術したら治るんだろ?




「そうしたいのはやまやまなんですが…」




こいつじゃできないのか?


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