極道に愛されて。
すると、外に一台の車が既に止まっていた
その車の前には、親父の側近である中澤がいる
「若、お乗り下さい。」
俺の腕の中にいる捺希を見て、驚きの表情を隠せずにいるが、戸惑いながらも車のドアを開けた
「今すぐ病院に向かえ。」
「承知。」
病院には、神楽専属の医師が数名働いている
俺は、その中のひとりの医師に連絡を取り、捺希の腫れ上がった顔を撫でた
捺希…
早く助けてあげられなくてごめん…
もっと早く調べていれば、捺希がここまで苦しむことはなかったのに…
俺の頭の中は後悔で埋め尽くされた
「若、着きました。」
救急の入口には既に医師が待機していた
俺は捺希を抱き上げ、車から降りた