極道に愛されて。



「繁華街は私が見回るから安心して。」




「それは頼もしいな。クスッ…」




「なんで笑うのよ!」




「いや、百面相してたから、ついな…。」




「百面相なんかしてない!」




ちょっといろいろ考えてただけだもん




「見回りまだ行かねぇのか?」




あっ!もうこんな時間だったの?




「行ってきます!!」




「フード忘れんなよ。」




忘れた…


フードをしっかりとかぶり、私は繁華街へと足を運んだ

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