思い出してはいけないこと(仮)加筆修正進行中







「二人共、どこ行ってたんだ!心配したんだからなっ」



当然、透は怒っていた。



「ごめん」




「ごめんなさい」




あの後元の場所に戻ると透が仁王立ちで腕を組みながら待っていた。



勿論他の2人もいる。



「ところで2人は何してたんだ?」




「あぁ、確かに」




「迷子の女の子を肩車して歩いてた」



確かに蒼空はそうしてたけど、説明が不十分過ぎて、それだけではただの誘拐犯だ。




「え?」



夕の、その反応は正しいだろう。




「詳しく説明すると長くなるんだけど、迷子になってた女の子の親を一緒に探してたの」




「あぁ、なるほどね。びっくりしちゃった」




「はぁ……それなら仕方ないけど。でも、これからは気を付けてよ?」





「「はーい」」





私達は声を揃えて返事をした。





「ま、買い物は終わったんだし、さっさと帰ろうぜ帰ろうぜ」






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