思い出してはいけないこと(仮)加筆修正進行中
その後、両者とも譲らずにラリーが続く。
今のところ、しんそらチーム2点、山城チーム2点というところだ。
私が応援するのは、勿論しんそらチーム。
声には出していないけど、ちゃんと念じている。
これでもちゃんと応援してます。
「真ー、蒼空ー!負けるなー!」
隣では、馬鹿デカイ声で二人を応援する夕。
透も、夕よりは小さいが声を出していた。
「がんばれー!」
「ほら、優那ちゃんも一緒に言おうよっ」
「いや、でも私は念じて……」
「せーの」
「うぁ……が、がんばれー!」
柄にもなく、大きな声を出してしまった。
「っおう!任せろ!」
「優那のために……」
勢いに乗った二人は、ここで勝負を決めるという勢いで、ボールを打ち込んだ。
ピピーッ!!!
「優勝は、しんそらチーム!」
見事にボールは相手コートに叩き付けられ、勝負は決まった。
「よっしゃあ!!」
「よしっ……」
「優勝者への豪華景品は…………黒毛和牛盛り沢山の5人前バーベキューセットと、温泉貸切入浴券を差し上げます!!」
バーベキューセットはともかく、温泉貸切入浴券…………?
「蒼空、今夜は肉だぞ!?肉!!」
「肉……!!」
2人とも嬉しそうだ。
それにしても、温泉貸切入浴券については気にしないのか。
まあ、ただで、しかも貸し切りで温泉に入れるのなら悪い気はしない。
終わった後も、しばらくは海で遊んでいたけど、日も暮れ始めたため帰ることになった。
勿論、景品を片手に。
折角バーベキューセットを貰ったわけだし、今夜はバーベキューだ。
しかし、まだ夕飯には少し早い。
時間までは、各自部屋でゆっくりと過ごすことになった。