Dilemma
「志暢先輩!この間の話覚えてます?」
「…話?なんだっけ。」
「ほら!先輩に3年生の先輩を紹介するっていう」
「…あーショッピングセンターの帰りに言ってたやつな。」
放課後、部室に向かおうとして教室を出るとナッツと鉢合わせした。
どうやらナッツは自分のことを待っていたようで、一緒に部室に向かっている。
「お一人は帰宅部、もう一人は放送部の部長さんなんですよ!お二人はとっても仲良しです!」
「ふーん…放送部の人はともかく、珍しいな。帰宅部の3年生と知り合うなんて。」
志暢の頭の中で帰宅部の3年生を想像する。なんとなーく大学受験の勉強に勤しむ眼鏡をかけた真面目系のビジュアルが再生される。
「帰宅部っていっても放課後も普通に学校にいらっしゃいますよ?」
「あー職員室で先生に分からない問題訊いたり、自習室で自習するとかそういうアレか。真面目なんだな。」
「学校を守るヒーローさんです!」
「ヒーロー?戦隊モノのピンク担当とか?」
「はい!ヤンキーさんです!」
「…え?」
志暢はその場にボトリ、と鞄を落とした。
「…話?なんだっけ。」
「ほら!先輩に3年生の先輩を紹介するっていう」
「…あーショッピングセンターの帰りに言ってたやつな。」
放課後、部室に向かおうとして教室を出るとナッツと鉢合わせした。
どうやらナッツは自分のことを待っていたようで、一緒に部室に向かっている。
「お一人は帰宅部、もう一人は放送部の部長さんなんですよ!お二人はとっても仲良しです!」
「ふーん…放送部の人はともかく、珍しいな。帰宅部の3年生と知り合うなんて。」
志暢の頭の中で帰宅部の3年生を想像する。なんとなーく大学受験の勉強に勤しむ眼鏡をかけた真面目系のビジュアルが再生される。
「帰宅部っていっても放課後も普通に学校にいらっしゃいますよ?」
「あー職員室で先生に分からない問題訊いたり、自習室で自習するとかそういうアレか。真面目なんだな。」
「学校を守るヒーローさんです!」
「ヒーロー?戦隊モノのピンク担当とか?」
「はい!ヤンキーさんです!」
「…え?」
志暢はその場にボトリ、と鞄を落とした。