【完】俺の言うこと聞けよ。〜イジワルな彼と秘密の同居〜
「はぁ〜…」
「どうしたの?ため息なんかついちゃって。
疲れてるね」
休み時間、麻実が私の机までやってきた。
なんだか朝からぐったりしちゃって…
思わずそれが顔に出ちゃったみたい。
「うん。ちょっと寝不足で……」
「そっかぁ〜。まぁいつも朝早いからね、亜里沙は。
ひと仕事終えてから学校来てるんだもんね、尊敬するよ〜」
「ううん、そんなことないよ。
今日はちょっとバタバタしてたから」
なんて、本当はひと仕事ってほど働いてもいないんだけど…。
さすがに疲れちゃった。
慣れない環境、緊張、そして何よりあの琉衣くんの存在…。
これから毎日あんな感じで彼に関わっていかなきゃいけないのかと思うと恐ろしい。
常に見張られてるみたいでビクビクしてしまう。